令和ロマン・髙比良くるま「俺の根本には“いじめられたらどうしよう”がある」。何度も読み返すマンガ『モテキ』から学んだ自意識との付き合い方【私の愛読書インタビュー】
-
お笑いコンビ・令和ロマンが、史上初のM-1グランプリ2年連続優勝に向けて準々決勝進出を決めた。昨年末の『M-1グランプリ2023』優勝以来、大きな注目を集めることになった髙比良くるまさんは、どのような本を読み、どんな人生を歩んできたのか。
さまざまなジャンルで活躍する著名人たちに、お気に入りの一冊をご紹介いただくダ・ヴィンチWebの連載「私の愛読書」。今回は、11月8日に『漫才過剰考察』(辰巳出版)を刊行した髙比良くるまさんが登場。高校3年生、男子校時代に出会ったという『モテキ』(久保ミツロウ/講談社)について話を聞いた。
マンガは脳の処理スピードとぴったり合う
――本日は愛読書をご紹介いただければと思います。あまり読書はされないとお聞きしましたが。
髙比良くるまさん(以下、くるま):活字はいろいろ想像しすぎちゃって、読むのにすごく時間がかかるんですよ。小説だと、読んでいるシーンを頭のなかで映像化しちゃったり。
続きを読む