
“放射線技師”と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか? 「レントゲンを撮る人」というイメージはできても、それ以外にどんな仕事をしているのかよくわからない人がほとんどではないだろうか。そんな身近だけど意外と知られていない放射線技師の日常を描いた漫画が『ギャル技師ちゃんのやべぇ日常 放射線技師のかわいくないお仕事』(からばく社/KADOKAWA)。「放射線技師は骨折がわかっても、患者に伝えてはいけない?」など、知らなかった情報や“仕事あるある”を現役放射線技師が赤裸々に描く、お仕事コミックエッセイである。著者であるからばく社さんは、放射線技師として病院に勤務する一方で、放射線技師にまつわる創作活動を行なっている。本作で主人公をギャルにした理由、漫画には載っていない最新の日常エピソードなどのお話を聞いた。
――お仕事をしていて、辛いと感じるのはどんな時ですか?
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からばく社さん(以下、からばく社):長いこと仕事をしていると、仕事で起きたことに対してあれこれ感情を抱かなくなるのですが、強いていうなら機械が壊れたり、機械の調子が悪かったりする時が一番辛いです。我々は機械がないと仕事が成り立たないので……。
――“医療もの”と呼ばれる作品はドラマでも漫画でも数多くありますが、放射線技師について描かれているものはまだまだ少ないのかなと思います。なぜだと思いますか?
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からばく社:一言で言うと地味で影が薄いからだと思います。ギャル技師ちゃんの漫画を通じていろいろな人に放射線技師の仕事内容を知ってもらいたいですね。
――本作で放射線技師とその業務について知った方は多いのではないかと思います。作品が届いているなと感じた出来事はありますか?
からばく社:最近イベントに出展する機会が多いのですが、通りがかった人がブースの絵を目にして「これ読んだことある! SNSで流れてきた!」と言ってくれることが結構あって。本当に多くの方に読んでもらえているんだなと感じました。
取材・文=原智香
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