ダ・ヴィンチWeb

※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2026年11月号からの転載です。



死んだはずの恋人からかかってきた1本の電話──。今村昌弘さんの新刊は、そんな刺激的な謎から始まるサスペンス・ミステリーだ。連続ドラマの企画も並行して進んでおり、現在放送中のドラマ『ハイド&シーク 0秒前の彼女』と書籍を同時に楽しめるようになっている。


「ドラマとの同時並行を前提に、『テセウスの船』『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』などを制作した大映テレビのプロデューサー、出版エージェントであるストレートエッジの編集者、僕の三者で草案を考えました。どのような謎を最初に提示すれば、興味を引けるかを考え、僕が思いついたのが“死んだはずの恋人からの電話”というアイデア。そこからプロットを練って、テレビ局に企画を持ち込み、僕は小説を、ドラマの制作サイドは脚本を執筆していきました。ドラマには見ごたえのあるアクションやサスペンスシーンがふんだんに盛り込まれていますが、小説でより重視したのは謎解きの面白さ。同じアイデアを核にしつつ、それぞれ違う展開を楽しんでいただける作品になりました。結末も、まったく同じとは限りません」


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