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誰かからお願い事をされた時、断るというのも意外と疲れるもの。それが明らかに弱い立場の人からのお願いだった時、あなたは良心を傷めずに断ることができるだろうか? とある事情から夜逃げを選択した人の引っ越しを手伝う“夜逃げ屋”。そこで実際に働き、リアルな体験をマンガにした『夜逃げ屋日記』(宮野シンイチ/KADOKAWA)には、そういった問題を巡って対立する著者と社長のエピソードも登場する。


依頼者は、会社に解雇を言い渡されてしまった女性。母子家庭で、20代の子どもは病気がちで働けず、自身も息子の看病で度々休んでいるうちに、解雇と社員寮からの立ち退きを言い渡されてしまう。年の瀬で引っ越し業者が見つからず、夜逃げ屋に引っ越しを依頼してきたのだ。しかし、引っ越し代が払えず、「来月の給料が入ったら払う」と、どうにか今日引っ越しをさせてもらえるよう、社長らに泣いてすがりつく。


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