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だから僕らは出会わなければならないのです。 嬉野雅道/集英社インターナショナル


北海道発のローカル番組『水曜どうでしょう』は、もはや説明不要の大人気バラエティだ。大泉洋さんがひたすらボヤき、横では鈴井貴之さんが淡々と仕事をまっとうし、その2人を相手に、本来裏方であるチーフディレクターの藤村忠寿さんが画面の外からツッコミを入れまくる。毎回企画がどのように展開していくのか予測不能で、それなのにどう転がっても大きな笑いを生む。ファンにとってはおなじみの構図だが、そんな彼らをレンズ越しに静かに見守っている人物こそがカメラ担当ディレクターであり、エッセイ『だから僕らは出会わなければならないのです。』(集英社インターナショナル)の著者、嬉野雅道さんだ。


やや不思議な本のタイトルに導かれるようにさっそく手にしてページを開くと、そこには嬉野さんの温和な人柄がそのまま文字になったような優しい世界が広がっていた。なにより、第1章で掲げられているテーマが『適当』。のっけから大いに興味をそそられる。


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