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幕末の京都で刀を交えていた武士が、雷に打たれて目覚めた場所は、なんと現代の時代劇の撮影現場だった……。2026年8月12日に発売された本書『侍タイムスリッパー』(安田淳一:監修・原作、こりす:作画/徳間書店)は、2025年の第48回日本アカデミー賞最優秀作品賞に選ばれた映画をコミカライズしたものだ。


主人公は、会津藩士・高坂新左衛門。家老から長州藩士を討てという密命を受け、山形彦九郎と刃を交えていたさなか、新左衛門は落雷によって気を失ってしまう。目を覚ますと、そこに広がっていたのは見慣れない景色だった。なんと彼は、百数十年後の現代日本にある時代劇の撮影現場へとタイムスリップしてしまったのだ。守ろうとした幕府はとうの昔に滅んでおり、己の存在意義を見失う新左衛門だったが、「時代劇」というものと、そこで働く温かい人々との出会いによって、生きる意味を見出していく。


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