ダ・ヴィンチWeb

『 0秒前の彼女』 (今村昌弘/双葉社)


引用----


“勇一君、助けて”


----


もう、この世にはいないはずだ。それなのに、電話口から聞こえるのは最愛の人の声。非現実的な出来事だとしても、声や話し方の癖から彼女だと疑いようもない。微かな希望が湧き、突き動かされるまま彼女を捜しはじめる。しかし、行方を追うなかで彼女がとある秘密を抱えていたことを知り――。


「屍人荘の殺人」シリーズ(東京創元社)などで知られる今村昌弘氏の新刊『0秒前の彼女』(双葉社)は、一言一句見逃せないミステリとなっている。


続きを読む