「昨日より賢くなる! 知識の腕試し」では、さまざまな書籍の内容をもとに、ちょっぴり難しいクイズを出題します。答えには、もちろん書籍に基づいた解説つき。なんとなく知っていたことの背景を学んだり、意外な事実に出会ったり、クイズを楽しみながら教養を深められます。もっと詳しく知りたくなったら、ぜひ出題元の一冊を手に取ってみてください。

人間と馬が歩んだ6000年――その歴史の中で磨かれてきた競馬には、人間の欲望とロマン、そして血統が織りなすドラマが凝縮されています。不正を防ぐルールの進化や、世代を超えて紡がれる血のドラマなど、競馬の奥深い歴史をあなたはどこまでご存じでしょうか?
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歴史学者であり熱烈な競馬ファンでもある本村凌二氏の著書『競馬の世界史 欲望と文明のビッグレース』(講談社)が解き明かす歩みから、競馬史にまつわるクイズを出題します。知識とロマンが試されるクイズに、ぜひ挑戦してみてください!
Q:古代オリンピックの馬を使った競技で、特に人気を集めたものはどれでしょう?
①裸馬に乗って速さを競う競走
②二頭立ての戦車競走
③四頭立ての戦車競走
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④馬に乗って槍を投げる競技
※答えはこの下にあります
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A:③
解説:古代オリンピックでは、裸馬による競走なども行われました。なかでも人気があったのは、四頭の馬が引く戦車で競う四頭立ての戦車競走です。折り返し地点では戦車同士が衝突することもあり、その迫力が民衆を熱狂させました。
Q:サラブレッドの父系をさかのぼったとき、「三大始祖」に含まれない馬はどれでしょう?
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①バイアリーターク
②ダーレーアラビアン
③ゴドルフィンアラビアン
④エクリプス
※答えはこの下にあります
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A:④
解説:サラブレッドの父系は、バイアリーターク、ダーレーアラビアン、ゴドルフィンアラビアンの三頭に行き着きます。エクリプスは三大始祖ではなく、ダーレーアラビアンの系統から誕生した、競走馬・種牡馬として大きな影響を与えた名馬です。
Q:18世紀のイギリスで、ジョッキークラブが担うようになった役割として正しいものはどれでしょう?
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①すべての競走馬を所有する
②競馬場への入場料を全国で統一する
③競馬の規則を定め、違反や紛争を裁定する
④海外から輸入する馬の価格を決める
※答えはこの下にあります
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A:③
解説:当時は競走条件が統一されず、告知された規則も勝手に解釈されていました。賭けをめぐる紛争や訴訟が相次ぐ中、ジョッキークラブは規則を「制定する」力と、違反や争いを「裁定する」力を強めていきました。
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Q:18世紀後半。セントレジャーステークスやオークス、ダービーなどのクラシックレースに派生する原点となった発想はどれでしょう?
①同じ成熟馬を一日に何度も走らせる
②能力が未知数の若駒同士を一度きりのレースで走らせる
③馬の年齢や性別にかかわらず長距離を走らせる
④馬主自身が騎手となって1対1で競わせる
※答えはこの下にあります
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A:②
解説:それまでの主流は、成熟した馬が長距離を何度も走るヒート競走でした。18世紀後半になると、能力が未知数の若駒同士による一回勝負という新しい考え方が生まれ、三歳馬によるクラシックレースの成立へとつながりました。
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Q:1984年、ジャパンカップで日本馬として初優勝を果たした競走馬はどれでしょう?
①シンボリルドルフ
②カツラギエース
③オグリキャップ
④ディープインパクト
※答えはこの下にあります
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A:②
解説:1981年に創設されたジャパンカップでは、当初、日本馬と海外馬との実力差が浮き彫りになりました。しかし、1984年の第4回大会では、伏兵とみられていたカツラギエースが逃げ切り、日本馬として初めて優勝。日本競馬の歴史に残る勝利となりました。
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