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『泣きたい夜の甘味処』(中山有香里/KADOKAWA)は、お菓子とともに、疲れて泣きたい心にそっと寄り添う甘味処を舞台にしたコミックエッセイ。第9回料理レシピ本大賞 in Japanのコミック賞を受賞した作品で、続編となる『疲れた人に夜食を届ける出前店』も第10回の同賞を受賞した、人気シリーズの第1作だ。


とある町にひっそりと佇む、夜だけ営業する甘味処。熊と鮭が営むこの店には、夢を諦めた人や、大切な人を失った人、自分を責め続けてしまう人など、それぞれに悲しみや苦しみを抱えた人々が迷い込んでくる。この店で提供されるのは温かいお茶と、その人にぴったりの甘味が一品だけ。昔ながらのドーナツや、いちご大福、梅酒ゼリー、プリンといった、どこか懐かしさを感じるお菓子が迷い込んだ人たちの心を優しくゆっくりとほぐしていく。


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