
元サレ妻の著者が描くコミックエッセイ『3度目の浮気 ゴミカス旦那よ、覚悟しろ』(しんどうなつこ/KADOKAWA)。著者のしんどうさんは2度浮気を繰り返した夫と関係を再構築中だったが、不審な行動を重ねる夫に怪しさを覚え調査をすることに。そこでなんと「3度目の浮気」が発覚してしまうのだった。しかも相手女性には見覚えがあり…。
「全身から血の気が引いていく感覚」――当時の心境を、しんどうさんはこう振り返る。
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本作は著者と同じ境遇にあるサレ妻をはじめ、多くの読者から反響が届いた。浮気夫への追跡や証拠集め、ママ友の協力、そしてもっとも大切な娘との将来など、当時のリアルな心境をしんどうさんに伺った。
——証拠を集めずに問い詰めてしまった過去の反省を生かし、夫の3度目の浮気が発覚してからは粛々と証拠を集めていたそうですね。事実を知りながらも知らないふりをして、夫と同じ屋根の下に暮らすのはつらかったのではないでしょうか。
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しんどうなつこさん(以下、しんどう):悟られないように過ごすだけなら、正直そこまでつらくはなかったのかもしれません。ただ、夫は結構スキンシップをとってくるタイプだったので、それが本当につらかったです。こんなにスキンシップを求めてくるくせに、裏では別の女性と関係を持っているというのが気持ち悪すぎて…。
——この頃、作中では夫に対して「好きでも嫌いでもない」「馬鹿だなと思っても心底夫を嫌いになりきれない」と語っていました。そのときの気持ちを詳しく教えてください。
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しんどう:もともとは私も夫のことが大好きで、今まで過ごした日々は悪いことばかりではなかったんです。夫とは生きる上での考え方がよく似ているし、お互いの意見を尊重しあえる人。助けられたことも数えきれないほどあります。
ただ、何度も裏切られたので、自分の夫へのポジティブな気持ちが本当なのかどうかわからなくなっていました。情もあったかもしれません。
最終的には、浮気から時間が経つにつれて「こういうところはやっぱり尊敬できるな」という部分を自覚したため、夫のことは結局嫌いになりきれませんでした。
文=吉田あき
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