ダ・ヴィンチWeb


桜を見ると、きれいだと思う一方で、ふと寂しさを感じることがある。満開の時期は短く、気づけば花びらは散っていく。そのはかなさが桜の魅力でもあるけれど、花の盛りが一瞬ですぎてしまうことは悲しい。年齢を重ねるほど、そんな桜の姿に、自分の身を重ねそうになる。過ぎていく時間の早さのほうが気になってしまうのだ。


だが、年を取ることは寂しいことだろうか。いや、そんなはずはない。『マダムたちのルームシェア』(seko koseko/KADOKAWA)は、年齢を重ねた3人のマダムが、日々の暮らしを味わいながら生きるコミックエッセイ。栞、沙苗、晴子は、少し疲れた日も、季節の美しさや友人との時間を大切にしながら、自分たちらしく過ごしている。


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