2012年に刊行された『ノラネコぐんだん パンこうじょう』以来、多くの人々から愛されてきた「ノラネコぐんだん」シリーズ。そんな「ノラネコぐんだん」シリーズ二冊目のおあそびブックとなる『ノラネコぐんだん もっとおあそびブック』(工藤ノリコ/白泉社)が登場! 小学生の息子2人と一緒に読んでみました。
『ノラネコぐんだん』に、大人も子どもも夢中!「どっちが先に解ける?」と親子でバトルモードに突入⁉『ノラネコぐんだん もっとおあそびブック』【レビュー】
幅広い年代で楽しめる!まだ文字が読めない・数が数えられなくても大丈夫なクイズも
本書はノラネコぐんだんのキャラクターたちと一緒に、さまざまなクイズで遊べるワークブック。パズルや迷路、さがし絵、間違い探しなどバラエティ豊かな問題が満載。「これ知ってる!」と子どもたちの興味を引く絵本の名場面やおなじみのキャラクターが登場するので、楽しみながら取り組むうちに、ひらがなや数の数え方などの知育にもつながっていく一冊です。
「同じ絵を探す」「大きい方はどっち?」といったまだ文字が読めない、数が数えられないお子さんでも読み聞かせすれば楽しめるクイズもたくさん。
一方で大人でも悩んでしまうような難易度の間違い探しも収録。幼児から大人まで、広い世代が一緒に楽しめる一冊です。
小4長男vs.小2次男!「どっちが先に解けるか」バトルが発熱!?
我が家は小2と小4の子どもがいるのですが、まず小2次男と読んでみることに。おさかなやくだものなど同じなかま同士をつなぐクイズや、反対ことばを組み合せるクイズを「こんなの簡単だよ!」とドヤ顔でどんどん解いていく次男。「幼稚園の頃、一生懸命こんなクイズを解いていたな……」とその成長を頼もしく感じていたのですが、間違い探しがかなりの難問! 私もわからずふたりで「ここかな? 違うよね……」と頭を悩ませていると、小4長男も「何してるの?」と参戦してきました。
ここから、「どっちが先に解けるか」と家族みんなでバトルモードに突入。一触即発か……と思ったのですが、本書は左右のページに別々の問題が掲載されていることが多いため「右は◯◯、左は△△が解いてね」と役割分担ができて大助かり。なんとか揉めずに、最後まで楽しく挑戦することができました。
翌日はお互いが前日に解かなかった問題に挑戦することになり、連日トライ。しかし私が驚いたのは、そのさらに翌週のこと。次男が「これもう一回やって」と本書を持ってきたのです。
繰り返し読みたくなる「ノラネコぐんだん」シリーズの持つ魅力
大人の感覚では一度解いたクイズはもう読まないだろうな……と思っていましたが、どうやら子どもたちは違う様子。長男も空いた時間に本を取り出しては、ひとりで読んでいました。
その理由を聞いてみると「いろんなクイズが載っているし、ノラネコぐんだんの絵を細かいところまで見たいから」「なかなか解けないクイズがあったから、もっと早く解きたい」とのこと。出題の幅広さというワークブックとしての魅力に加え「ノラネコぐんだん」シリーズの持つ絵本としての魅力も、繰り返し読みたくなる理由になっているのだと感じました。
親子で、兄弟で、さまざまな楽しみ方ができる一冊。ぜひ手に取ってみてください!
文=原智香