
ベビーモニターは育児中の頼もしいアイテムだ。だが、そのカメラに夫の裏切りが映し出されていたとしたら――。『不倫現場録画中 ベビーモニターが暴いた夫の裏切り』(リアコミ:原作、miyuka:漫画/KADOKAWA)は、育児中の妻が夫の不倫を知り、証拠を手に人生を立て直していくリベンジドラマである。
主人公のゆいは、幼い息子の蓮を育てる母親。出産前は、甘えん坊で少し頼りない夫のことをかわいいと思えていたが、子どもが生まれてからはその印象は少しずつ変わっていく。買い物や外食に行っても夫は蓮より自分のことを優先し、育児の大変さを本当の意味でわかろうとしない。ゆいには、まるで子どもをふたり抱えているような疲労が溜まっていく。
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そんな日々のなかで、ゆいはベビーモニターの存在を知って購入。寝室で眠る蓮の様子をスマホから確認できるようになると、家事の合間に何度も部屋を見に行かなくて済むようになり、気持ちにも少し余裕が生まれた。とはいえ夫は育児に非協力なままで、蓮がケガしそうになっても、発熱しても、どこか他人事だった。
そんなある日、ゆいはベビーモニターの電源を切り忘れていたことを思い出し、職場からアプリを開く。すると、誰もいないはずの自宅に人影が映ったため、空き巣かと息をのむが、聞こえてきたのは、夫と見知らぬ女性の声だった。不倫だけはしないと信じていた夫が、真昼間の自宅に女性を連れ込んでいる。しかもそこは、息子を見守るために設置したカメラのある部屋だ。ゆいは悲しみに震えながらも、録画ボタンを押すのだった――。
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ベビーモニターが、育児に非協力的だった夫の不倫を暴く証拠を映すという皮肉すぎる展開に、夫への怒りを覚えるとともに、その後は痛快な気分を味わえるだろう。ゆいは泣き寝入りすることなく、手に入れることができた証拠を武器に、息子と自分を守るために動き出すのである。果たしてゆいにはどんな未来が待っているのか。最後まで目が離せない。
文=ちゃむ
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