
編み物ブームの昨今、「編み活」に励む人たちを見て、「自分も編めたらいいなぁ」と思うことはないだろうか。そう思ったときが始めどき!
毛糸を思わせるやわらかなタッチと、色彩豊かなイラストもかわいい編み物入門コミックエッセイ『あめばあむほど好きになる かぎ針編みはじめました』(まつざきしおり/KADOKAWA)では、漫画家のまつざきしおりさんが、初めて編み物に挑戦し、どんどんハマっていく過程が描かれている。初心者がつまずきやすいポイントや、編み物を楽しむコツも自然とわかるため、不器用でも、編み図が読めなくても「自分にもできるかも」と思える。編み物に憧れつつも、なかなか始められなかったまつざきさんに、編み物を始めたきっかけと初心者でも楽しむコツを伺った。
――本書では、編み物初心者のまつざきさんが「編み活」にどんどんハマっていく様子が描かれています。中でも気になったのが、まつざきさんがグラニースクエアに挑戦するエピソードです。グラニースクエアとは、かぎ針編みで四角く編んでいく定番モチーフ。小さく編めばコースターやポットマットに、大きく編めばブランケットやラグにもなる、アレンジの幅が広い編み方です。実際にグラニースクエアを編んでみて、思っていたより難しかったところ、逆に「ここが楽しい」と感じたところを教えてください。
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まつざきしおりさん(以下、まつざき):はじめは糸を変えるタイミングが難しくて、試行錯誤していました。一方で、同じことの繰り返しなので、慣れてくるとスイスイ編めるようになり、まるで編み物ができる人になれた気がしてとても楽しかったです。自分の好きなサイズになるまでどこまでも大きくできるのも、夢があっていいなぁと思いました。
――グラニースクエアは、段ごとに色を替えたり、いくつもの色を組み合わせたりすることで、印象が大きく変わるところも楽しいですね。編んでいる最中に「今、すごく楽しい」と感じるのは、どんな瞬間ですか。
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まつざき:いろんな糸を編んでいって「この組み合わせ想像以上にかわいいぞ!!」「この糸と糸を引き揃えて編んだらこんな表情になるんだ!」と思いがけない素敵な作品になったとき、テンションが上がります。カラフルなものが大好きなので、いろんな色で遊んでワクワクする時間が楽しいです。
――色を組み合わせる楽しさがあるからこそ、毛糸選びも大切になりそうです。作中で紹介されている編み物作品も、どれも色使いが素敵ですが、まつざきさんは、編み物をするとき、どのように毛糸の色を選ばれているのでしょうか。
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まつざき:基本は、黄色、緑、青緑、ショッキングピンクなど、自分の好きな色を選ぶことが多いです。そのうえで、反対色を混ぜたり、淡い色と濃い色を混ぜてメリハリをつけたりしています。あとは、緑にお花の黄色や白、赤を合わせて「お花畑のイメージ」にしたり、濃い青色に星の黄色と雲の白を合わせて「夜空のイメージ」にしたりと、イメージから色を選ぶこともあります。
――グラニースクエアは、慣れてくると好きな大きさまで編み広げられるところも楽しそうですね。本書では、グラニースクエアでポットマットを作っていましたが、これから作りたいものがあれば教えてください。
まつざき:近々、グラニースクエアの大きなラグマットを作りたいなと思っています! いつか、こたつカバーにも挑戦してみたいです。
取材・文=アサトーミナミ
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