
コミックエッセイ『仕事とスマホで終わる日々が「習いごと」で変わった話』(よざひかる/KADOKAWA)には、著者のよざひかるさんが習いごとを通して学びと上達の気持ちよさにハマり“人生エンジョイ勢”になるまでの日々が描かれている。
会社員として生活する中で、いつしか自分の中に大きな不満がたまっていたというよざさん。モヤモヤした気持ちを抱えている時にのめり込んだのが“習いごと”だった。やがてよざさんは最高で6個の習いごとを掛け持ちするほど、習いごとにドはまりしてしまう! 絵画教室、英会話、ピアノ、作曲…さまざまな習いごとを通じて身につけた「新しい価値観」について、著者本人から話を伺った。
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——本作では「仕事とスマホで終わる日々」を過ごしていたよざさんが、習いごとで自分の“好き”を取り戻し、人生エンジョイ勢になるまでのエピソードが描かれています。数々の習いごとを経験してきた立場として、どんな人に習いごとをおすすめしたいですか?
よざひかるさん(以下、よざ):私は習いごとを通して一歩引いて自分の人生や生活を俯瞰で見れられるようになったので、悩んでウーンってなりがちな人ほど、習いごとで新たな気づきを得られるような気がします。
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当時の私は、家に帰っても会社のことを考えちゃったり、誰かのことで頭がいっぱいで眠れなかったり、上司がこうだったら…家族がこうだったら…って考えて頭がパンパンになっちゃうタイプでした。そういうときに、「人生、好きなことやるぞ」っていう純度の高い先生方に会うことでガス抜きができたというか、新しい広がりを見せてもらった感じです。
——習いごとを始めてからは仕事とプライベートのバランスが取れて、どちらもうまくいくようになったとか。
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よざ:絵画に夢中になっている時は、会社の休憩中や移動時間にもデッサンのやり方を調べたりして「何してるの?」と同僚から言われました(笑)。でもそれくらい肩の力が抜けているほうが、仕事もうまくいくようになって。
当時は会社自体は好きだったんですけど、社内の人間模様とか、忙しい割に給料が上がらないなぁとか、自分じゃどうにもならないことにばっかり目が向いて、抜け道がなくなっていたんです。習いごとを始めてからは、そんなことを考える暇もなくなったし、仕事は仕事、私は私って、バシッと線を引けるようになりました。振り返ると、当時は本当に井の中の蛙だったよな…って。
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——フリーランスの漫画家になったのも、習いごとの影響が大きいですか?
よざ:そうですね。習いごとを通して、好きなことで楽しそうに稼いでいる先生方に憧れるようになりました。不満ばかり言って働くより、自分の好きなことをして、お金はあとからついてくるようにしたいな、と。習いごとのおかげで「本気を出せば何事もある程度はできるようになる!」って自信もつきましたし。
——あらためて、よざさんにとって“習いごと”とは…?
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よざ:もしも習いごとをやっていなかったら、ヤバかったですね。それくらい当時は会社に依存していたので、そのままイヤな人間になっていただろうな…って。習いごとを始めて知見が広がって、いい意味で仕事にも諦めがつくようになったし、ようやく社会に無理に合わせなくても生きていけることがわかった気がします。
習いごとって、先生についていけばいいだけなので誰でも挑戦できると思うし、結構お手軽でお得なんじゃないかな、と思います。
取材・文=吉田あき
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