
「ただの浮気」「身勝手すぎる」と話題の不倫マンガ『余命宣告不倫 純愛ぶってるけど、それただの浮気だから』(ミロチ/KADOKAWA)。
主人公・葵は、夫・颯太から「癌が見つかったこと」「余命が半年であること」を告げられてしまう。彼女がショックを受ける中、夫が口にしたのは「死ぬ前に3カ月だけ、初恋の女性と付き合いたい」という願いだった。堂々たる不倫宣言をされてしまった葵は、苦悩の末にその願いを聞き入れる。妻の公認を得て不倫に溺れていく夫だったが、その裏には思いもよらない策略があり…。
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パートナーからこんなお願いをされたら、あなたならどうするだろうか? 本作への想いや裏話を著者・ミロチさんに語ってもらった。
——タイトルの「純愛ぶってるけど、それただの浮気だから」という部分に、サレ妻の冷静な視点を感じました。このタイトルは不倫当事者が自身の恋路を「純愛」「運命」と形容し、正当化しがちな現象へのアンチテーゼのようにも感じられますが、このタイトルに決まった経緯を教えてください。
ミロチさん(以下、ミロチ):本作のタイトルは編集担当さんが考えてくださったのですが、このタイトルを聞いたとき「直球でわかりやすいし、まさに不倫を正当化する颯太にピッタリなタイトルだな!」と感じました。
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——夫の颯太の余命を「半年」に区切ったこと、そのうちの「3カ月」を不倫期間にしたことには、どんな意図があったのでしょうか?
ミロチ:颯太の病気と、その病状により自由に動ける期間がどのくらいか、という計算によるものです。
また、「3カ月だけは自由にさせて」と不倫を切り出すのは、不倫相手と家族とで、残された時間を半分ずつにしたよ…とアピールして妻に納得してもらおう、という彼の算段、という設定です。
文=吉田あき
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