ダ・ヴィンチWeb

※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2026年7月号からの転載です。



「アート」という言葉を前にしたとき、つい「自分には関係ない、高尚なものだ」と思ってしまうことがある。前提となる厚い知識を持たない者にとっては、理解が難しいものなのではないか、と。でも、アートはどんな人にも開かれていて、各々の立ち位置で純粋に楽しめばいいのだと教えてくれる人がいる。「耳で聴く美術館」を主宰するaviさんだ。


「大学で美術を学んだ後、鉄鋼会社の経理担当として働くようになりました。でも、どうしても馴染めなくて、このまま定年まで働くのは無理だな……と辞めてしまったんです。ちょうどその頃コロナ禍で外出制限もあり、時間を持て余していて、一日中TikTokを見て過ごしていました。そんな中で、もしかしたら自分も動画配信できるかも、と。どうせやってみるなら、それまでに学んできた美術のことを発信してみようと思ったんです」


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