
妻を自分の「ママ」のように扱う夫、パワハラ上司、迷惑な隣人……。北海道テレビ『イチオシ!!』の大人気コーナー「みんなの!もやズバッ」で募集した、人になかなか言えない視聴者の悩みをコミック化した 『モラハラ男、マウント女 完全懲罰ファイル』(さとうもえ:脚色、松本麻希:漫画/KADOKAWA)。視聴者からの生のお悩みをコミカライズした本作には、人間関係の中で生じるモヤモヤが描写されており、思わず共感してしまう。そこからズバッと解決でストレス解消できる爽快感もさることながら、どうやって解決していったのかも読んでいて腑に落ちるストーリーをどうコミックに落とし込んだのか。企画・脚色を担当したさとうもえさんに経緯やお話のポイントをうかがった。
――3話目(File.3)は「マウントを取りたがるママ友」のお話です。普段の生活や、子どもの学力でマウントを取ってくるママ友。子ども同士が同じ学年だったり年が近かったりすると、子どももマウントの道具になってしまうのか…と感じてしまう描写です。
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さとうもえさん(以下、さとう):「マウントを取ってくるママ友」という悩みも視聴者からの投稿で多かったです。また、マウントを取るための道具は、「自分自身」ではなく、たいてい「自分の属性」です。つまり、夫の会社での肩書、子どもの塾での成績など、住んでいる場所などです。自分自身に自信がないから、「自分自身」ではなく、「自分の属性」をマウントの道具にしてしまうのかもしれませんね。
――このお話では、塾の先生のおかげで「あること」を回避できました。ほかのお話もですが、イラっとやモヤっとする人物が出てきても、最終的には悪人ではないというか、どこか憎めないところがあったり周囲の後押しで救いの道があったりするようなお話が多く、読後感が爽やかです。
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さとう:先にもお話しした通り、「モヤッ」とした視聴者の悩みを、「ズバッ」と解決するといというのが、この漫画のコンセプトです。ですので、どの物語も、ラストにどんでん返しというか、今までのお悩みが吹き飛ぶようなラストが待っています。視聴者のエピソードに「あるある」と共感して、最後に一緒にスッキリ爽快。どの漫画も、等身大で楽しめる物語になっていると思います。
取材・文=江野
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