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『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』(町田そのこ:原作、瀬戸ましお:漫画/新潮社)は、『52ヘルツのクジラたち』(中央公論社)で2021年本屋大賞1位を受賞した、町田そのこ氏の同名小説を漫画化したヒューマンドラマ。NHKで中島健人氏主演の実写ドラマ化もされ話題となっている作品だ。


物語の舞台は、九州だけで展開するコンビニ「テンダネス」の門司港こがね村店。ここでパートとして働く39歳主婦の中尾光莉は、30歳で雇われ店長の芝三彦のことを密かに「フェロモン店長」、略して「フェロ店長」と呼んでいた。その理由は、彼が芸能界にいてもおかしくないほどの超絶イケメンで、さらにひとりひとりの客に対する思いやりが規格外のために、老若男女を問わず客をトリコにするからである。ちなみに光莉は学生のころ趣味で漫画を描いていたが結婚と子育てですっかりやめていた。しかし三彦のこの存在感によって創作意欲が再燃し、三彦をモデルにした漫画を描き始めたところ漫画投稿サイトでそこそこ人気になっていた。


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