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タナカヒロキ(LEGO BIG MORL)、渋谷龍太(SUPER BEAVER) ※写真左から 撮影=宮川朋久


バンドで音を出す喜び、上京、メジャー・デビューと契約終了、バイク事故、友人の死、結婚と子供の誕生、そして吃音。LEGO BIG MORLのタナカヒロキが書き下ろした初めての小説『陽と月』は、主人公・月と、音楽仲間である陽の関係性を主軸として、バンドマンの生き方を生々しく描いた小説だ。その物語は、タナカ自身の実体験をもとにしているという。今回は、そんなタナカと長年のバンドマン仲間であり、自身も実話をもとにした小説『都会のラクダ』を発表しているSUPER BEAVERの渋谷龍太との対談が実現。「バンドマンが小説を書くこと」をテーマに、ふたりに語り合ってもらった。


——おふたりの出会いはいつ頃だったんですか?


渋谷龍太(以下、渋谷):最初がいつか、全然覚えてないですね。僕らのイベントに出ていただいたり、九州で対バンしたり、そういうのは覚えてるんですけど。


タナカヒロキ(以下、タナカ):最初のことは覚えてないですね。ライヴハウスでそれぞれ頑張ってると、自然と会うことがいっぱいあって。九州であろうが大阪であろうが、ライヴハウスで定期的に会う仲だったので。


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