
思えば、やたらと保護猫を受け入れる人生だった。ライブドア公式ブログ「猫の手貸して」著者・ぴなぱさん(@pinapapinapa)は、3人の娘と夫の5人暮らし。昔から動物が好きで、保護団体などは通さず4匹の保護猫と暮らしてきた。どうやら、猫のしもべ(飼い主)になりそうな人間の調査や発掘をしているという秘密組織・ねこねこネットワーク(NNN)から「優良物件」としてロックオンされているようで――?
ゴミ捨て場で拾った茶トラとそんな茶トラに育てられたクールな性格のキジトラ、ビビりな性格のミケ、社交的な性格のネオとの暮らしを描いた『ねこねこネットワーク(NNN)にロックオンされています。』は、ぴなぱさんが自身の体験をもとに描いたエッセイ漫画。著者のぴなぱさんに、保護猫との出会いや本作について話を聞いた。
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育児は辛いものだと追い詰められても「助けて」が言えなかった
──猫は薄明薄暮性のため、明け方と夕方に最も活動的になるということですが、猫たちのフィーバータイムのせいで赤ちゃんが起きてしまうことはなかったのでしょうか?
ぴなぱさん(以下、ぴなぱ):起きてしまうこともありました。ただ、私が起きれば猫たちの運動会のようなドタバタ劇がやむので、赤ちゃんが起きそうになると私が先に起きるようにしていました。赤ちゃんが起きてもう一度寝かしつけするよりは、一度私が起きる方が良かったんですよね。猫たちは、あくまで人間が寝ているところでフィーバータイムを楽しみたかったようです。
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──朝に猫たちが運動する際、リビングで寝ているぴなぱさんが巻き込まれているようでした。実際、踏みつけられたり粗相されたりといったトラブルがあれば教えてください。
ぴなぱ:寝ている中、勢いよく踏まれていましたね。そのころは粗相もあったので、もしかしたら人間を起こそうとしていたのかもしれません。今思えば、布団に粗相すれば人間が起きると学習していたのかもしれません。布団の丸洗いをはじめ、家事がひたすら増えていた記憶があります。
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──「育児は辛いもの」と追い詰められている様子が描かれていました。当時、一番近くにいた大人は旦那さんだと思うのですが、辛さを相談しようとは考えなかったのでしょうか?
ぴなぱ:当時は結婚してまだ2年くらいだったので、夫に言えないことも多かったんですよね。もちろん、育児に関する喧嘩はしていたんですが、「助けてほしい」というような決定的な相談はできなかったんです。当時は今とは育児の意識も違ったので、なおさら男性である夫に相談しづらかったのかもしれません。
取材・文=押入れの人
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