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『隠された家族』(のむ吉:著、小瀬古伸幸:監修/KADOKAWA)は、幸せな結婚生活の裏側にあった夫の秘密をきっかけに、家族の問題と向き合うことになる女性を描いたコミックエッセイである。


物語は、夫と穏やかな日常を送っていた主人公・愛美のもとに、義両親の事故の報せが届くところから動き出す。義父の葬儀に現れたのは、これまで一度も聞かされたことのない夫の兄だった。戸惑う愛美をよそに、夫やその家族はその存在について多くを語ろうとしない。やがて明らかになっていくのは、兄が長年家族の中で「隠されてきた存在」であった事実と、その背景にある「統合失調症」という病だった。 それは単なる秘密ではなく、家族全体が抱え込み、外から見えないようにしてきた現実であった。


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