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1980年に生まれ1999年に吉本興業の養成所NSCに入所しトップ芸人に昇りつめ、芸能とは異なる世界でも結果を出し続ける二人、又吉直樹と西野亮廣。近いようで遠く、遠いようで近い不思議な距離感で生きる二人が7年ぶりに交わったのは、この3月半ばのこと。又吉の新作小説『生きとるわ』と西野の新作映画『映画 えんとつ町のプペル 約束の時計台~』のプロモーションを兼ねた動画撮影(※)が行われたのだ。会わなくても互いの活動に注目し合い振り返れば同じような傷を背負っていた二人が、楽しくも感傷的な時間を共有した数週間後。西野の新作映画を観てきたばかりという又吉が、「同期の西野くんのこと」を語ってくれた。前後編でお届けする本インタビュー、まずは二人の出会いから西野がテレビと距離をおくまでの話。


キングコングを見たときに、「そりゃあ注目を集めて世に出るわ」と思った


――先日配信された、お二人の対談動画を観ました。2019年以来の再会と動画内でおっしゃっていましたが、久しぶりにお話しをされていかがでしたか?


又吉:はい、楽しかったです。前提として西野くんは優秀な芸人なので面白いんですけど、そのうえで、いつ会っても機嫌良く振る舞って場の雰囲気をよくしてくれるんです。きっと西野くんはそう心掛けているんでしょうけど、だから話がしやすいんです。あと、西野くんの考え方とかやろうとしていることが僕にとって興味深いんです。「次は何すんねやろ」みたいな、見ていて楽しくなるような存在なので、そういう人と会えるっていうのは楽しいですよね。


――お二人は1999年にNSCに入られて、東西違いますけど、同期で年齢も一緒ですよね。デビュー当時、西野さんあるいはキングコングは、又吉さんの中でどんな認識だったんですか。


又吉:初めて見たときに、すでにキングコングとしてのスタイルが確立されていたんです。だから「こんな完成度高いコンビがもういるんや!?」みたいな驚きがありましたね。


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