
『子育てしたら白目になりました』(白目みさえ)は、子育てあるあるで共感必至のコミックエッセイ。その中でも「白目の館」シリーズのエピソードをお届けしたい。
白目をむいた人の前に現れるという怪しげな洋館「白目の館」。そこにいたのは――!?
ある幼い娘を育てるお母さん。「普通に」家事育児をしようと日々がんばっているものの、ストレスでいっぱいいっぱい。ついに白目になってしまう。そんな白目ママの前に現れた白目の館。その主、みさえさんは、本職・心理カウンセラーのスキルを活かして(?)、疲れ果てた白目ママの話をゆっくり聞いている様子。
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他のお母さんが「普通に」やってることができなくて嫌気が差す……と落ち込む白目ママに、みさえさんは「普通」のしんどさを気づかせる。その「普通」は他のお母さんがそれぞれ一番がんばっている部分の寄せ集め。平均値より上の「完璧な母」という「空想上の生き物」なのだと。
どのお母さんも「ここだけは……」というこだわりの部分があるが、それ以外は手が回らないことも多いのだという。そんな気づきを与えてくれたみさえさんに、感謝でいっぱいの白目ママ。黒目に戻って再び日常へ!
このエピソードのように、ちょっと俯瞰した視点から育児中のママたちを励ましてくれるお話もあったりするのも本作の魅力。気持ちが軽くなる読者も多いはずだ。
文=雨野裾
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