
思えば、やたらと保護猫を受け入れる人生だった。ライブドア公式ブログ「猫の手貸して」著者・ぴなぱさん(@pinapapinapa)は、3人の娘と夫の5人暮らし。昔から動物が好きで、保護団体などは通さず4匹の保護猫と暮らしてきた。どうやら、猫のしもべ(飼い主)になりそうな人間の調査や発掘をしているという秘密組織・ねこねこネットワーク(NNN)から「優良物件」としてロックオンされているようで――?
ゴミ捨て場で拾った茶トラとそんな茶トラに育てられたクールな性格のキジトラ、ビビりな性格のミケ、社交的な性格のネオとの暮らしを描いた『ねこねこネットワーク(NNN)にロックオンされています。』は、ぴなぱさんが自身の体験をもとに描いたエッセイ漫画。著者のぴなぱさんに、保護猫との出会いや本作について話を聞いた。
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東日本大震災発生時の猫の様子
――東日本大震災発生時、大学生だったぴなぱさんは首都圏にいたそうですね? 地震発生直後の茶トラの様子を教えてください。
ぴなぱさん(以下、ぴなぱ):地震が来るまでは意識してなかったので茶トラの様子を注視していなかったんですが、今思えば事前に地震を察知してベッドの下に隠れていたんじゃないかなと思います。だから、地震が来て慌てて走っているというような様子はなかったです。
――漫画では室内の物が落ちている様子が描かれていましたが、ご自宅の被害は物の落下以外にはなかったのでしょうか?
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ぴなぱ:そうですね、幸いなことに物の落下だけでした。もちろん、電車が停まってしまったり停電したりと街自体の被害はありました。ただ、私が住んでいた街は被害が大きい地域ではなかったので、避難といった大きな影響はなかったです。
――茶トラが普段通りすごせるようになるまで、時間はかかりましたか?
ぴなぱ:当時は頻繁に余震があったので、余震が収まるまでは落ち着かない様子でした。この頃、就活や卒業制作などで私が忙しく、寂しさからかずっと鳴いているような不安定な時期ではあったので、余計落ち着かなかったのかもしれません。地震が起きたのは3月だったので、ちょうどエアコンをつけなくても平気な季節だったのは良かったです。毎日計画停電が実施されても、猫が快適にすごせる気温だったことに救われました。
取材・文=押入れの人
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