ダ・ヴィンチWeb

※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2026年5月号からの転載です。



「面白いなぁ、と思うのは、書いていくなかで、自分の想像してなかったものが書けたとき」と小原さんは言う。「なかでも意識にあがってこなかった部分が言葉になっていくのが面白いなと」


そんな部分が読む人の無意識の部分と響き合い、何かを起こしているのかもしれない。自費出版にして1万部越えベストセラーとなったエッセイ集『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』も、『これが生活なのかしらん』も、そこに書かれた言葉をお守りのように幾度も辿っている人々がいるということを考えると。


「読者に届きやすいかなというところは考えていなくて。強いて言えば、自分のために書いているようなところがあります」


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