ダ・ヴィンチWeb


『うちの猫は今日も塩対応』(のなか海/KADOKAWA)は、著者と実家の飼い猫との日常を描いたコミックエッセイだ。愛想がないどころか、すぐ怒り、暴れ、そしてとことん塩対応。それでもなぜか憎めないし、むしろ愛おしく思えてしまう。そんな猫との不思議な関係を、ユーモラスな視点で綴っている。


物語の中心は著者の実家で暮らす13歳の猫・キキ。触ろうとすれば怒られ、話しかけては無視されることもしばしば。ツンデレどころではない、かなり本格的な塩対応の連続だ。それでも著者は、キキの機嫌をうかがいながら、あるいは時に強引に、果敢に日々の攻防を繰り広げていく。猫と人間のコミュニケーションが、心理戦のように描かれるところが本作の面白さだ。


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