
シリーズ累計3500万部超のベストセラー児童書「かいけつゾロリ」シリーズ(作・絵 原ゆたか/ポプラ社)が、手のひらに収まる“豆本”となって登場した。2025年12月22日に一部のコンビニエンスストアで先行発売されるや各地で完売が続出し、大きな注目を集めている。
豆本のラインナップは、1987年刊行の第1巻『かいけつゾロリのドラゴンたいじ』から第10巻『かいけつゾロリの大かいじゅう』までの全10巻に、内容非公開のシークレット巻を加えた計11冊。カバーまで再現された本格仕様で、愛らしいサイズながら本文もしっかり読める精巧な“ミニチュア本”に仕上がっている。
続きを読む


販売形態は、パッケージ箱を開封するまでどの巻が入っているかわからないランダム方式。箱を開けてすぐの箇所に、原作者・原ゆたか氏のイラスト「金の原ゆたか」が描かれていれば、プレゼント特典として「オリジナルの豆本棚」が進呈される仕組みも用意された。
現在はポプラ社公式通販サイト「kodo-mall」にて入手可能で、SNS上では「これは全種類集めたくなる」「ちゃんと読めるの天才」「カラーページまであるの凄くない!?」「コンパクトサイズなのに本物と同じ内容でびっくり」など、完成度の高さを称える声が相次いでいる。
続きを読む
豆本発売の経緯をポプラ社に直撃
大人から子どもまで、いまもなお幅広い世代に親しまれている「かいけつゾロリ」シリーズ。そんな同作をあえてミニチュアサイズで商品化した背景には、どのような狙いがあったのか。その経緯について、版元である「ポプラ社」の担当者に直撃した。
――豆本の企画を立ち上げたきっかけを教えてください。
ここ数年、本と雑貨の距離が近くなっているのを感じていく中で、「本のフィギュア」のような存在としてゾロリの豆本をいつかやりたいと思ったことです。
続きを読む
また、印刷・製本技術が進化していることを知り、ゾロリの特徴の一つでもある図解ページを細部までしっかり読める、クオリティの高い豆本にできそうだと思ったこともきっかけの一つです。
――ぬいやカプセルトイなど、ミニチュアブームは意識しましたか?
直接のきっかけではないのですが、発売までの過程で、ミニチュアブームなど小さくて可愛いコレクションしたくなるアイテムのトレンドは意識しました。
続きを読む
――コンビニで買えるということで、どういった読者層を意識しましたか? 書店との違いは感じますか?
読者層は、「子どもの頃にゾロリを読んでいた20~30代の“卒業生”」の方をメインに、「今まさにゾロリを読んでいる子どもたち」にも楽しんでいただけるように制作しました。
卒業生の方にとっては、「懐かしい!」という気持ちとともに、当時の思い出がよみがえるような「エモさ」も感じていただき、今の子どもたちには、クラスメイトに思わず自慢したくなるちょっと特別な本として、どちらの世代にも響くアイテムになるようデザイン等意識しました。
続きを読む
コンビニ販売ならではの魅力は、普段書店に足を運ばない方にも手に取っていただきやすいことです。さらに、コンビニは生活圏に必ずある身近な場所なので、世代を問わず目に留まりやすい点や、アイスやお菓子を買う「ついで買い」で気軽に楽しんでいただける点も大きな魅力だと思います。
――「金の原ゆたか」には笑ってしまいました。こちらは原先生のアイデアですか?

続きを読む

「金の原ゆたか」は担当チームのアイデアです。原先生にご提案したときは、「面白いね!」とすぐにご快諾いただきました。
社内のゾロリチームは、全員が子どもの頃からゾロリを読んで育った「読者」でもあるので、ゾロリらしいワクワクや遊び心を入れずにはいられませんでした。
――SNSでのキャンペーンもされていましたが、今後も楽しみなキャンペーンなどはありますか?
続きを読む
今後も豆本ならではのSNSキャンペーンを予定していますので、ぜひ楽しみにお待ちいただければと思います。さらに、2026年夏には書店での発売もスタートいたしますので、コンビニとはまた違った楽しみ方をお届けいたします!
=========
昨今人気を集めるミニチュアインテリアとして楽しめるのはもちろん、実際に読める仕様のため、思い出を手元に残すアイテムとしてもオススメ。小さなサイズになってもスケールの変わらないゾロリのイタズラ劇を、コレクションの一つに加えてみてはいかがだろうか。
記事一覧に戻る