
信じていた夫の不倫という大きな衝撃のうえに、その不倫相手の女と夫の関係がさらに衝撃的な物語『こたつから出てきた汗だくの女 親戚の娘に夫を寝取られました』(つかさき有:漫画、サレ妻ユズキ:原案/KADOKAWA)。サレ妻の戦いを描いた泥沼愛憎劇が繰り広げられるコミックだ。
主人公・ユズキは夫・セイジとは職場で出会い結婚した。結婚から2年たったある日、体調が優れないユズキが早退して自宅に帰ると、見慣れない女性ものの靴とワンピースがあった。部屋にはセイジがいて必死に取り繕う様子を見せる。ユズキは不倫を確信して家中を捜索すること1時間、こたつの中から、裸で汗だくの女がこたつの熱に耐えきれず姿を現す。そしてその女の正体は昔からセイジを「お兄ちゃん」と慕う10歳年下の親戚の娘・ミナミだった――。
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信じられない状況にユズキは怒りを通り越して呆れるが、不幸な家庭環境のミナミを心配する優しい夫を責めきれず、ひとまずミナミと接触しないことをセイジに約束させる。しかしその後もふたりが連絡を取り合っていることを知り、さらに全くセイジを諦めようとしないミナミの態度を見て、本格的に夫婦関係を再構築するために動き出すのだった。また、ユズキが居酒屋でたまたま知り合ったヒロユキという男性が登場し、状況はさらに複雑化していく。なお第2巻では、この騒動の4年後が描かれる。ユズキは待望の子どもを授かり、順調に夫婦関係を再構築できていると思っていたのだが……。果たしてユズキを待っている未来は?
優しいとはいえ優柔不断すぎる夫を捨てないユズキには正直驚くが、それでも夫婦が幸せになるために突き進んでいく姿はとても爽快だ。状況が複雑に絡み合うドロドロの愛憎劇を楽しみたい人はぜひ手にとってみてほしい。
文=nobuo
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