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結婚しても子どもを作らない、という選択はもちろんその夫婦の自由である。しかしもし、身近な人がそう言っているのを聞いたら眉をひそめる人もいるだろう。『DINKsのトツキトオカ 「産まない女」はダメですか?』(北実知あつき/ぶんか社)は、子どもを作らないと決めた妻と、夫や社会との価値観のズレを描いた物語だ。


主人公・金沢アサは、結婚後も仕事を続け、夫・哲也と共働きで子どもを意識的に持たない、いわゆるDINKs夫婦だ。結婚3年目を迎えても、その選択は変わらなかった。だが高校の同窓会で、子どもを持つ同級生たちの会話や、子どものいない自分への陰口を耳にし、彼女は深く傷ついてしまう。帰宅後、夫の「子どもはいなくていい」という言葉に救われるが、その言葉とは裏腹に、彼は誰にも言えない本音を胸に秘めていた――。


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