身分が高い人のおならを肩代わりする不思議な職業「屁負比丘尼(へおいびくに)」が隙間バイトアプリで募集されていたので応募してみた。体験したからこそわかるそのジレンマとは?
今回は仕事を軸にした4コマ漫画を集めました。漫画家・イラストレーターとして活躍する雪のヤドカリ(@yukinohotel)さんが送る「癖になる文学的なオチ」を楽しんでみてください。

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このマンガに登場する「屁負比丘尼(へおいびくに)」とは、江戸時代に身分の高い女性に仕え、その女性がおならをしてしまった際に、自分がしたように振る舞って恥を肩代わりした尼僧のことだそうです。タイミーに屁負比丘尼の求人が出ており、ある暇な女性が、気軽に小銭稼ぎをするために恥を捨て、応募したようです。聞くところによると、いかにも自分がしたような恥じらいの演技が必要だったり、わずかなおならの音も聞き逃さない聴力が必要だったり、狭き門だったようです。
雪のヤドカリさんがもし屁負比丘尼を雇うなら、どんな条件の人を採用しますか?
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雪のヤドカリさん(以下、雪のヤドカリ):大型バイクの免許を持っている人を採用します。一日中隣でふかしてもらうことで、そもそもおならの音が誰にも聞こえないようにします。攻めの姿勢の屁負比丘尼という訳です。

占い師にはどのようにしてなれるのか、たしかにいざ聞かれると謎に包まれていて答えられません。あの水晶はどこで入手するのか、あの服はどこで買うのか、いつどのタイミングで占い師になろうとするのか、確定申告はどうしているのか…未知な部分が多すぎます。そんな疑問に一石を投じる革新的なマンガでした。
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占い師の道を究めることで、未来を見通す力を備えることができるとするならば、これはもう国家プロジェクトして大金を投じて進めたほうがいいと思うですが、占い師養成についてご意見をお聞かせください。
雪のヤドカリ:難しい気がしますね~。
私も占い師の学校(国立)に通っていたことがあるのですが、見通せる未来って結構限定的なんですよね。ガリガリ君の新作予想とか。おまけに1年の間は水晶玉磨きしかさせてもらえないので途中で辞めてしまう子が多かったです。私は授業で使うタロットカードを忘れてこっそり遊戯王で占ってたら退学になりました。
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「こういうのって試食で食べた時が一番美味しいのよねぇ」これほど真理をついた格言があるでしょうか。僕はてっきり、お金を支払って買わなければならない食材を、タダで、しかも目の前で焼いてくれるという特別感、優越感、高揚感が相まって美味しく感じるのだと思っていました。ところが、まさか試食の裏側にそんな秘密があったとは思いもよりませんでした。
雪のヤドカリさんがこれまで見たことがないが是非試食してほしい、という食材があれば教えてください。
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雪のヤドカリ:見たこともないものの試食を勧めてしまっていいのですか!?
台湾の夜市に並ぶ屋台の中で一つ変わった屋台があるらしくて、そこの食べ物をぜひ試食してみてほしいです。小麦粉をこねてボール状にしたものをカラッと揚げて、たっぷりと砂糖をまぶしたものなんですが、いざ齧ってみると味は完全に冷やし中華だそうです。

工事現場だと思って現場作業員に話しかけると、「工事とかではなくランダムに選ばれた家を破壊している」という激やば作業員でした。ただただ、ヤバイだけの作業員でした。理由もなく、欲望も目的も原因もない、ただただヤバイ作業員でした。
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このような人間を世界は野放しにしてもよいのでしょうか?
雪のヤドカリ:だめです。
「勝手に家を解体された」案件だけを専門に請け負っている弁護士もいるので、もしもこういうことがあったらすぐに相談してください。(ちなみに、yahoo!やgoogleで検索しても出てこないので、必ずFirefoxで検索してください。)
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