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芸能事務所タイタン社長の太田光代さんの文藝春秋の連載が、『社長問題! 私のお笑い繁盛記』(太田光代/文藝春秋)として書籍化。爆笑問題の独立騒動から、社長として向き合ってきたトラブルなど、経営者としての経験を中心に、芸能界の新たな道を切り開いてきた30年を語る1冊だ。太田さんに、連載のきっかけや、経営や仕事において大切にしてきたことを聞いた。


経営知識ゼロで会社を立ち上げてすぐに「社長が天職」と確信


――文藝春秋で、社長としての人生や経営について語る連載を始めたきっかけを教えてください。


太田光代さん(以下、太田) たまたま、毎日新聞のエリート記者だった石戸諭さんという面白い方と知り合って、文藝春秋の編集の山下(覚)さんからも、石戸さんのインタビューで連載をやりませんか、というお話をいただいたんです。掲載先が文藝春秋というのもいいと思いました。週刊文春と文藝春秋の違いを伝えられたら面白いかなって、私なりに思ったんですよね。


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