「肉じゃが作りすぎちゃったんでよければ」と言って隣人が微笑みながらおすそ分けにやってくる。そんな古き良き日本のほぼ伝統芸能的やりとり。お礼にと思って、焼いたクッキーを差し出そうとするとまさかの返答が。え? 肉じゃが持ってきた奴にそんなこと言われるの?
今回は「食の理不尽」を軸にした4コマを集めました。漫画家・イラストレーターとして活躍する雪のヤドカリ(@yukinohotel)さんが送る「癖になる文学的なオチ」を楽しんでみてください。
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「肉じゃが作りすぎちゃったんでよければ」
そう言ってやってきたご近所さんと思しきにこやかな女性。お礼にと思って「私もさっきクッキーたくさん作ったんでよければ!」と焼いたクッキーを差し出そうとすると、「人の料理とか無理なタイプなんで」とまさかの受け取り拒否。最後のコマの恐ろしい一言が追い打ちとなって、クッキー焼き女子のHPはもうゼロ、という理不尽すぎる4コマ漫画でした。
「作りすぎちゃったんで」と言って隣人がやってくる、現代社会ではほとんど伝説/地方民話のようなシチュエーションですが、雪のヤドカリさんがついつい作りすぎちゃってしまうものは何ですか?
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雪のヤドカリさん(以下、雪のヤドカリ):トルコアイスです。近所におすそ分けするときに、トルコアイス屋の店員さんがよくやる渡しそうで渡さないノリをやっていたら、うちだけ回覧板が回ってこなくなりました。

「ご注文お決まりですか?」
レストランでメニューを見るものの何を注文したらいいのかわからない女性。そんな時に店員が「お任せもできますよ」と助け船を出します。(何を頼むのか決まっていないのにせかせかと注文を取りに来るウェイターは悪魔か何かなんですかね!)女性は悪魔の提案に乗り、「じゃあそれで!」と回答。ところがシェフはシェフで、おすすめ=「何でもいい」が一番困る、とこぼす。さて、おすすめとして出された料理とは…?という4コマ漫画でした。料理が提供されるまでの時間も見逃せませんね。
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「おすすめの本」「おすすめの映画」「おすすめのデートスポット」…世に多くの「おすすめ」が存在しますが、雪のヤドカリさんがおすすめされて一番ガチギレしそうになったもの(あるいはガチギレしたもの)を教えてください。
雪のヤドカリ:スーパーとかでよく売ってるきな粉付きのわらび餅を食べてるときに、隣席の同僚が「ハンディファンおすすめだよ~」とか言って風をこちらに向けてきたときはガチギレしそうになりました。
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「穴屋」という世にも不思議な商店にやってきたサラリーマン風の男性。
「穴、売ってるんですか?」「おうよ!」「穴って買ったらどうなるんですか」「埋まる!」
このテンポの良さが最高でした。さて、買うと埋まるという「穴」を買ったサラリーマン風の男性、どんな穴が埋まるのか…という4コマ漫画でした。
僕は持っているほとんどの靴下に穴が開いているので是非通い詰めたいところです。雪のヤドカリさん的に、埋まってほしい穴があれば教えてください。
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雪のヤドカリ:それは穴屋に行ってる場合じゃないです、GUに行って靴下を買ってください。
トッポの穴をなくして極太のプリッツにしたいです。

祭りの醍醐味のひとつはやっぱり屋台。綿飴を売っている店にやってきた少女に対し、店主のおじさんは「そろそろ祭りも仕舞いだな…」と言って、サービスで2倍にしてあげる、と約束してくれます。少女は大きい綿飴が食べられるのだと大喜び…しかし「2倍」という言葉には大きな落とし穴が。少女の期待はぬか喜びに終わってしまう…そんな4コマ漫画でした。
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祭りには様々なものを売る店が並んでいます。皆と同じものを売っていてはなかなか競争には勝てないでしょう。雪のヤドカリさんの柔軟な(しかも面白い!)発想で、新規出店するとしたら何を出すか、教えてください。
雪のヤドカリ:(しかも面白い!)などと言って回答者のハードルを上げるのは、来年以降普通に実刑をくらうので気を付けてくださいね。
屋台ですが、私なら高密度でやたらと重いカステラ(ヘビーカステラ)の屋台を出します。
ベビーカステラと勘違いしてやって来たお客さんの胃袋をパンパンにし、さらにその横で胃薬の屋台を出すことで、2倍稼げるという寸法です。
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