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【怖い場面あり、苦手な人は閲覧注意!】


四国お遍路とは、弘法大師・空海にゆかりある四国八十八ヶ所霊場を巡ることである。願いを叶えたい、自分を見つめ直したいなど、巡礼者の目的はさまざまだ。しかし、ご利益をいただけるという良い話ばかりではない。思わずゾッとしてしまう奇妙なエピソードがあるのだとか……。


『怪談奇談まみれの四国お遍路』(竹書房)は、著者のしまたけひと氏がさまざまな怪談、奇談を集めながら、四国お遍路を巡ったことを描いたコミックエッセイである。著者は10年前に四国お遍路を歩き、「漫画家寿命が延びた」と信じていた。しかし再び漫画家人生に危機を感じ、編集部の提案により怪談、奇談を集めながら再び四国お遍路を巡ることになったのだ。約1400キロに及ぶ「あの世に近いこの世の道」。そこで多くの心霊、怪奇話に出会うことになる。


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