ダ・ヴィンチWeb


外見はその人を形づくる要素のほんの一部にすぎない。しかし、人を外見で判断したり、容姿から差別したりする行為である“ルッキズム”。問題視する声が世界的に広がっているが、いまだにルッキズムがなくならないのが現実だ。多様な個性や能力が正当に評価される社会を実現するためには、個人がルッキズムに気づき、それに抗う姿勢を持つことが大切なのだろう。


『グランプリは私ですけど何か?~自己肯定モンスターのミスコン無双~』(桃枝司:作画、egumi:原作/小学館)では、そんなルッキズムをテーマに、「ミスキャンパス・コンテスト」通称、ミスコンに参加する女子大学生たちのせめぎあいが描かれる。


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