『THE SECOND』がなければマシンガンズは終わっていた?葛藤の時代からチャンスを掴むまでの軌跡を語る【インタビュー】
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芸歴20年以上を誇るお笑いコンビ・マシンガンズ。1998年の結成後、2008年頃にネタ番組『爆笑レッドカーペット』などのショートネタブームでブレイク。しかし、約15年間の“くすぶり期”を経験し、2023年『THE SECOND~漫才トーナメント~(以下、THE SECOND)』の準優勝でセカンドチャンスをつかみとった。上梓した著書『もう諦めた でも辞めない』(日経BP)では、その軌跡を追っている。
今や、ゴミ清掃芸人としても活躍する滝沢秀一と、俳優業の評価も高い西堀亮の2人が、著書を通して振り返った思いとは。インタビューにより、伺った。
■若手芸人のネタを見て痛感「今の面白いの感覚とはズレてる」
――著書『もう諦めた でも辞めない』では、マシンガンズの歩みをコンビとお二人の視点からそれぞれ振り返っています。芸人仲間からの反響はいかがでした?
滝沢秀一さん(以下、滝沢):どうなんだろう。本書でコンビで対談したガクテンソクの奥田(修二)が「本を出したいけど、おじさんが出しても仕方ないと思っていたらマシンガンズさんが先に出しちゃった」と言っていて。ニーズがあるのか?と思ったので、出版の話はビックリしましたね。
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