世界から文字がひとつずつ消えていく…。創作の中の登場人物だと気づいてしまった小説家/残像に口紅を①
![](https://news.walkerplus.com/article/1242159/14055460_615.jpg)
-
『残像に口紅を』(筒井康隆:原作、寺田浩晃:漫画/KADOKAWA)第1回
最初に消えた文字は「あ」。ある日突然、“世界から一つずつ文字が消えていく”という設定の物語の主人公として、虚構の世界を生きることになった小説家・佐治勝夫。文字が消えれば、その文字を使う言葉も消えて、言葉で表現できなくなった存在は消失してしまう。そして消失に気づいた時、そのものの大切さに気付かされるのだった――。佐治はいったい、どれだけのものを消失から守れるのだろうか。TikTokをはじめ、数々のSNSでも話題! 50万部を突破した筒井康隆の実験的名小説をコミカライズした『残像に口紅を』をお楽しみください!
続きを読む