メールで「五月雨式に」ってどういう意味?/毎日雑学
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メールで「五月雨式に」ってどういう意味?
「五月雨式」とは、物事が断続的に行われたり、だらだらと続いてしまったりする様子を表しています。ビジネスでは、メールや電話で使用されることが多く、一度で用件が終わらず連続する場合に「五月雨式に申し訳ございません」と表現します。
使うときの注意点としては、たとえば、2回目のメールでは断続的な場面とは言えないため、「五月雨式に」では、少し違和感があります。形式的に使っているというイメージです。適切な例としては「続けて失礼いたします」などでも十分で、3回目以降から「五月雨式に」と表現しましょう。ほかには、「何度も申し訳ございません」「たびたび失礼いたします」「立て続けに恐れ入ります」などがあります。
さて、この語源ですが、「五月雨」とは旧暦の5月(現在の6月)頃に、だらだらと降る長雨(現代の梅雨)のことです。「さみだれ」の「さ」は「皐月(さつき)」、「みだれ」は「水垂れ」に由来するといわれています。連続した連絡を申し訳なく思う配慮の言葉ですが、形式的になり過ぎないような配慮も必要ですね。
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