代わり映えのない入院生活に不安を感じながらも、前進していることを実感する／精神科病棟の青春⑬
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『精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について』（もつお/KADOKAWA）第13回【全13回】
高校2年生の春、摂食障害で体調を崩した加藤ミモリは精神科病棟へ入院することに。スマホなどの私物は没収され、家族にも会えない外と遮断された空間で過ごす日々。ミモリは戸惑い悲嘆に暮れながらも、やがて同じ病棟で生活するさまざまな事情を抱えた人々と交流するように。はじめは怖いと思っていた彼らから、いつからか心に変化を促されていくのだった。それまでの人生が一変するような絶望のなかで、少女は何を感じ、どのように再び前を向くのか。作者自身の経験をモデルに描いたセミフィクション『精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について』を、好評につき再掲載でお届けします。
この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。
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